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Districtはメンズショップ
2012.09.13|by District's All Staff


モリヤマセレクト
ジャケット ¥54,600/カーディガン(tsuki.s) ¥38,850/シャツ(SCYE BASICS) ¥19,950/パンツ ¥18,900/シューズ(Paraboot) ¥71,400

ハマモトセレクト
ジャケット ¥60,900/シャツ ¥16,800/パンツ ¥29,400/ネックレス(Florian) ¥16,800/タイ(LEITMOTIV) ¥11,550/シューズ(HESCHUNG) ¥63,000
商品に関するお問い合わせはすべてDistrict UNITED ARROWSまでお願いいたします。また、お電話での通信販売を承っております。こちらも併せてご利用ください。
紳士の装いはスーツが基本。20世紀半ばまでタイドアップしていても遊び着だったり、スポーツ(ハンティングや乗馬、ゴルフ)だったりあらゆるシーンでスーツやジャケットを着こなしたジェントルマンの時代でした。今季のDistrictのセットアップはそんなある世代には懐かしく、未経験の世代には新鮮に見える(であろう)紳士服ショップをテーマに掲げ、クラシックな英国調の素材にフォーカス。さまざまなシーンで快適に装えるオリジナルのセットアップ類をご用意しております。
Districtスタッフの秋の装いをご紹介します。
個人的には起毛したピーチツイルのNOP-3のパンツにスェードのウィングチップを履いてツイードのジャケットを羽織る…中にはミドルゲイジのカーディガンというコーディネイトが気分です。ここでオススメなのがハリスツィードでオリーブミックスのツィード…。くるみボタンでよく見るとチリチリと表面の毛がカールした英国カントリーテイストプンプンのもの。でもサイズ感はDistrictならではのコンパクト加減でさらにウォッシュド、まるで古着のジャケットのような雰囲気も。一言でオリーブグリーンと言ってもダークグレイとミックスになっていてチノパンやロゥデニムなどのカジュアルなボトムとも相性よさそう。バーブアーのオイルドなんて上から羽織っちゃうのも気分が盛り上がります。本格的に着るならベストとトラウザーズ(英国ではパンツとは呼ばない)とスリーピースでも着られるのも嬉しいです。ピリッと寒い冬の景色にピッタリ…冬がいっそう恋しくなりますね。^^
ウオズミ:WASHED HEAVY TWEED…一目見て私は思った。『Mr.Beanだっ!!!』と。まさか幼い頃から見ていた『Mr.Bean』を思い浮かぶなんて……彼、とてもオシャレなんですよ。肘当てのツイードジャケットと細いネクタイ、寸詰まりのズボンがトレードマークの彼。ツイードジャケットをさらりと着こなしている感じがイギリス人だなーって思います。あのサイズ感がたまらんのです(笑)。このWASHED HEAVY TWEEDに肘当ては付いていませんが、ホワイト、ブルーのネップがブラウン生地と混じり合っており、より秋の温かみを感じれるお色となっております。厚手でずっしりと重く、暖かい、何と言っても耐久性が高いので最大の特徴はずっと使えることだと思います。魅力的な男性にツイードは欠かせませんよね。ぜひ何年も着続けたい魅力的な1着にしていただきたいです。
イシザキ:「ツィードなんて、買って直ぐ着るものじゃないよ。3年くらい軒下に干したり雨ざらしにして、くたびれた頃着るんだよ」白洲次郎さんの有名な名言ですね。くたびれた雰囲気、素材の風合いが増しカッコ良くなるのは間違いないのですが、軒下に干すのは難しいですし、かといって自宅で洗濯も同様に難しいですよね。じゃあどうしたら?とお考えの皆さん、 ご安心下さい。 Districtのツィードはほとんどに『洗い』をかけています。『洗い』をかける事で風合いや着心地(ヘビーなツィードさえも)が抜群に良くなり、購入して直ぐに身体に馴染みます。
さて、そんな『洗い』のかかったツィードの着こなしで思いついたのが、映画『ブリット』のスティーブ マックイーン。茶色のツィードジャケットにネイビーのタートルネック、チャコールのスラックス、そしてスエードのチャッカブーツ。シンプルな着こなしですが、色使いやサイジングがバツグンに良いです!!(マックイーン自身のプロポーションや姿勢、所作も相まってよりかっこ良く、男らしく見えます^^) ウォッシュドツィード2Bジャケットに、キレイな発色のラムウールタートルネック、ピーチクロスNOP3またはNOP6、足元には勿論キルト付きのシャンボード。同じシンプルな着こなしでも、色や素材、サイジングが変わるだけで柔らかい印象になります(NOP6でしたらより柔らかく、ポップな着こなしに変化しますよ)。マックイーンの様に男らしく、カッコイイ着こなしも良いですが、色やサイジングに捻りを加え自分だけのジャケパンスタイルを探してみては如何でしょうか?
ワタナベ:皆様の秋冬の洋服選びで一番ポイントとすることはなんでしょうか?色やそのシーズンのシルエット・サイジングも勿論あると思いますが、私が個人的に秋冬もので一番ポイントとしているのは生地の表情・素材感です。今季オススメしているツィードやフランネルはまさに今季の気分の象徴的な素材感。硬くてザラッとしてずっしりして厚みがある・・そんな野暮ったいイメージでしたが、実際にDistrictで展開しているものは雰囲気を残しつつ、着こなしやすいものに仕上がっています。特に数ある中でグレンチェックのダブル6ボタンスーツはまさに“men's shop”らしい1着。ブルーのシャツにしっかりとタイを締めて足元はモンクストラップ、仕上げにハットの合わせなどいいですね。パーティやビジネススタイルのための目的があって着るスーツとも違う、セットアップ自体の合わせを自分自身が楽しむ着方もファッションの秋として良いのではないでしょうか?ぜひ自身が楽しむためのセットアップを探しに来てください。
ジョージ:当たり前の話なんですが、Men's ShopでMen's Shopというテーマでお客様に提案できる幸せを感じています。僕の住んでいる小さな商店街にも『Men's Shop コバ○シ』みたいなお店があるのですが、お店の雰囲気を推測するにゆうに30年はあるよな…という店構えで白髪のお爺さんがいつも座っています。こういうお店はグッときます…。勿論、欧米のステキな歴史のあるMen's Shopも独特の緊張感があってとても好きです。
Men's Shopの中にも様々なテイストがある訳ですが、今シーズン、DistrictのDressコーナーを中心にご提案しているのは、なんといっても「British」です。去年は「ブリティッ社」なんてBlogをよくやりました(笑)。Church'sのディプロマットとフェアフィールドを購入して足元から身を整え、次に狙っているのはグレーフランネルのハッキング3ピースです。首元は、タブカラーシャツでキリリと引き締めて素直に紺地のネクタイを合わせたいです。足元は、ブラックのディプロマットで男らしく。また、Districtのスーツの良い所は上下を別々に着用が可能な点でグレーフランネルのジャケットにインナーをScyeのタッターソールのシャツに替えて、ジョッパーズ風なCHINO 55パンツ(膝下テーパード チノパンツ)にMaracca色のフェアフィールドでカントリーな雰囲気で合わせたいです。これらのスタイリングに入れるスパイスとして、AIやLEIT MOTIV、FLorian、ROSAMOSAなどを取り入れるのが僕のオススメです。
ハマモト:ビジネスでスーツというのは当たり前に着ている方が一番多いシーンだと思いますが、オフの日に着るという方は今それ程多くないように感じます。モリヤマの文章にもあるように昔はスポーツをするにもそれに見合ったスーツスタイルもしくはジャケット、パンツスタイルが当たり前でした。休日はリラックスした格好をしたいと思うことはもちろんありますが、例えばちょっといいレストランに行く、ちょっとお洒落をして街を歩く、久しぶりの友人に合うなど、同じオフでもちょっと自分をピシっとさせたい時にこそ、そういうスタイルを取り入れたくなります。
そんな私が気になったのが、ヘリンボーンのウォッシュドセットアップ。洗い感がそれ程強くないため生地に張りがしっかり残っているのと、大きめのピークドラペールに男性らしさを感じました。それに反してパンツがヒップに適度にゆとりを持たせた形(通称“55”)であったのも程よくヒネリがきいており、購買意欲を掻き立てられました。上下で着た時に程よい抜け感が出せるので、インナーはデニムシャツを着たり、フローリアンのネックレスをしたり、気軽な雰囲気で着たいところです。また単品使いができるのもDistrictのセットアップの良いところ。店頭で着る時はカッチリしたジャケットの雰囲気を少し軽くするのにデニムを穿いて足元にHESCHUNG、タイもしっかり締めますが、ライトモチーフのきれいな色目を差すのが気分です。真面目だけどユーモアもある。Districtらしさが加わわったこんなMEN'S SHOPの解釈もありではないでしょうか。
ナカハマ:正直な所、私は紳士服ショップが当たり前であった時代を実際に肌で感じている訳ではありません。今でこそ書籍などで着こなしや象徴的なアイテムを見出す事は出来ても、その時代のリアルな空気感は感じ取る事が出来なくてあたりまえです。私がちょうどファッションに興味を持ったのはストリートやモードといったキーワードが主流でした。今回の Districtのスーツの中で自分の好きな要素にピッタリとはまったのが、ピークドラペルのブラックヘリンボーン、3ピース仕立てでジャケットとベストのボタンがくるみボタンになっており、よく見るグレーベースのヘリンボーン地とは違いクラシックでありながらモードな装いを感じます。このスーツを軸にDistrict自慢の小物達の出番です。Florianの金色のネックレス、LEITMOTIVの発色の良い巻き物、足元は王道シューズもいいですが、COMME des GARCONS SHIRTのシューズ。自分の中でのモードが好きな部分と正統なクラシックスタイルを掛け合わせてみました。こんなスタイルもきっと面白いと思います。同じ様な世代の人は共感してもらえるのではないでしょうか?こういったミックス感が、Districtの旬なスタイルになっていくのだと思います。それにしても、いつまで経ってもブラックは外せない色目ですね。きっと体に染み付いて抜けられなくなっているのだと思います…。またか、なんて思わないでくださいね。笑
シラタ:今シーズン立ち上がりでひとめぼれして買ったのがオリーブのツィードジャケット。いままでツイードのジャケットはいくつか着てきましたが、ここまで重量感のあるズッシリしたツィードは初めて買いました。単品でみると地味な印象ですが、これを野暮ったくならないように、洗練された感じに見えるようにするには、どのようにコーディネートすればよいか模索中です。ひとまず、オリーブ×サックスブルーの相性を見つけたので、Districtではお馴染みのシャンブレーシャツとLEVI'Sで着ています。もう少し涼しくなったらフェアアイルのニットを合わせて、より英国カントリーテイストを強調してみようかと思います。
実はこのジャケット、共生地でパンツもご用意していますのでセットアップでも着られます。オリーブのツイードの上下…けっこう難易度高いですが、パンツの形は、こちらもお馴染み、通称68クロップドのくるぶし丈のなので、カジュアルに遊びのスーツとしてお使いいただけます。足元は今季イチオシのAntipastの赤ソックス(現在お品切れにつき、追加生産中)をアクセントで見せたいですね。
本文のおわりです。