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District通信 | 注目のブランドやアイテム

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L'Esprit Français

2012.04.26|by クリノ







District別注 Sevrier ブラックアッパー×ホワイトソール ¥58,800(税込)
※ キルト部分は取り外し可。ホワイト、ブラックのシューレース付き。

District別注 Sevrier ブラウン・ホワイトコンビ×ホワイトソール ¥58,800(税込)
※ ホワイト、ブラウンのシューレース付き。

CHAMBORD(ミディアムブラウン) ¥58,800(税込
※ ミディアムブラウン、オレンジ、ピンクのシューレース付き。

CHAMBORD(ダークブラウン) ¥58,800(税込)
※ ダークブラウン、ネイビー、グリーンのシューレース付き。
商品に関するお問い合わせはすべてDistrict UNITED ARROWSまでお願いいたします。

質実剛健でクラフツマンシップに溢れた“Paraboot”。そんなフランスのプロダクツ、そしてディストリクト別注品の精神を、クリノが語ります。

“フランス人男性はお洒落か?”
これはなかなかデリケートな質問ですね。80年代に、初めて海外出張でパリに行き、オールド・イングランドやエミスフェールやウプラを見て感激しました。そこには“トラディショナル”と呼ばれる品質とテイストのメンズ服や靴が品揃えされていましたが、それまで僕等がアメリカやイギリスのファッションを通じて知っていた“トラディショナル”とは違うものでした。

一番違うのは何か?1点だけ挙げるとしたらそれは“色/色使い”でしょう。オールド・イングランドの代表的な商品であった何10色もあるデリケートでカラフルなダッフルコート、或いはエミスフェールのカシミアの色目の美しさにも圧倒されました。そして着こなし。ネイビーのブレザーにグレイのフランネルのパンツではなく、チノパンツでもなく、リーヴァイスの501をあわせ、靴はオールデンやチャーチ、或いはJMウェストン。当時、僕らがフレンチ・アイビーと呼んで憧れていたものはそういった世界でした。あくまでも質実剛健でトラディショナルな服や靴を独自の繊細さや色使いで着こなす…。“エスプリを効かせたトラッド・スタイル”それがフレンチ・アイビーだと思います。

では、パリの街にはそういう洒落モノが闊歩していたのか?と言うと、実は違うのです。上記のようなお店のスタッフや顧客はお洒落でした。エミスフェールの創業チームの主要人物であったピエール・フルニエ氏はアナトミカを立ち上げた現在もやはりお洒落ですが、彼のような存在は実は稀です。

ではパリにお洒落な男性はいないのか?と言うと、そんなことはなく、カフェに座っている紳士や老人には、そのたたずまいだけで十分エスプリを感じることができます。永年、日本のファッション小売業界に居るとつくづく思うのですが、日本のメンズ・ファッションは他国に比して圧倒的にハイレヴェルなのです。

1. モノが良い=品質、デザイン
2. 着手が良い=これほどお洒落な男性が街を歩いている国は無いです。
3. お店が良い=ガンバッテマス
4. 雑誌が良い=全部ではありませんが、内容の濃い、良い雑誌が啓蒙活動しています。
5. スタイリストが良い=上記の日本のメンズ・ファッション誌のスタイリングはかなりレヴェルが高いです。
6. エディターが良い=真剣にファッションのことを考えている人たちがいます。

ではフランスのプロダクツはどうなのでしょう?実は、前述のオールド・イングランドにせよエミスフェールにせよ、品揃えの核になっていたのは英国製や米国製の質実剛健な商品です。手作りの靴や手縫いのシャツ、手織りの生地を使用したジャケット…結局、本来、フランス人男性が好むもの、認めるもの、リスペクトするものとは、“格好良過ぎないもの”なのでしょう。それ自体にはシャープな造形美や研ぎ澄まされた美意識は無いけれど、モノとして完成度が高く、丈夫で使い易く、あわせやすいもの。永年にわたって愛用できるもの…。そういうプロダクツこそがフランス人の価値観、美意識にフィットしたものである、と結論すると、やはりParabootという商品の魅力や価値が更に深く認識していただけるのではないでしょうか?

ディストリクトは12年前に開店しました。スタート時から変わらない“品揃えのスピリット”とは、“クリエイティヴィティーとクラフツマンシップ”です。創造的でオリジナルなもの、そして作り手が真剣に誠意をこめてつくっているもの、そういう商品を提供し、結果としてお客様の生活に潤いを与えることが出来たら、それが提供側のハピネスです。そういう観点で選らばれているのがディストリクトの品揃え商品であり、同じ価値観で作られているのがオリジナル商品です。コム デ ギャルソン オム プリュスやクリス ヴァン アッシュをバイイングするのも、ロサモサやオールデンを買い付けるのも、そして“ノーピーxxx”といった面白く、格好良く、便利なパンツを企画するのも同じ発想からです。

そして、Parabootの品揃えや別注もしかり。丈夫で履き易く、飽きがこなくて、永年履き続けられる。そういう質実剛健でクラフツマンシップに溢れたプロダクツにディストリクトならではのヒネリを入れて、少しだけクリエイティヴ方向に進めたもの…それがディストリクト別注のParabootの精神です。



今、春・夏はロングウィング型のセヴリエ(Sevrier)を2型別注しました。ブラックアッパーにホワイトソールのものと、ブラウン&ホワイトのコンビのアッパーにホワイトソールのものです。ホワイトソールは人気のシャンボードで検証済みのディテール。ゴツめなデザインやシリアスなモデルでも、ソールが白いだけで軽くなります。黒の素材はお馴染みリス・レザーと呼ばれる革で、表面にあまり光沢が無いことが特徴です。その結果、黒のアッパーと言っても、ダーク・ネイビーやチャコール・グレイ的な見え方もするので合わせやすいですね。

コンビの方は以前、オールデンでも似たようなモデルを別注し、ご好評をいただいた仕様です。コンビの気障さが今回はホワイトのゴムソールによって中和(?)されて、やはりスタイリングし易くなっています。ちなみに昨夏、やはりUA別注のパラブーツを履いてパリのパラブーツ店に立ち寄った際、お店にいらした素敵な大人の女性スタッフに“そういうモデルはパリでもやるべきですね”とポジティヴなコメントをいただきました。フランス男性のためにもそうあって欲しいデス。パラブーツ別注、どちらの型もおすすめです!

では、楽しいSpring&Summerをお過ごしください。

クリノ ヒロフミ



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