1205 507XX
大型連休を境に、ハンソデや半ズボンといった夏物を着用する お客様の姿を多く目にするようになりました。
先日わたしも、休日の遠出の際に暖かそうな日差しだけで判断してしまい、ポロシャツにショーツ、かるくコットンのカーディガンを羽織り...という軽装で出かけました。
しかし、思いのほか空気は冷たく、また、電車や商業施設内の冷房に くしゃみが止まらないほど。案の定、風邪をひきました...。
カジュアルな服装で気軽に羽織れるジャケット、こういうときにブルゾン的なアイテムが恋しかったです。テイラードのジャケットでは、やや堅苦しい感じで。
ついつい行く先々の お店で、すぐに羽織れるブルゾンを物色してしまいました。
1953年に登場した、胸下に2つのフラップ付きポケットを配したトラッカージャケット。ジーンズを発明したといっていい あのブランドの507XX (別名TYPE-II)が、Districtに洗練された表情で入荷しています。
先にネイビーを発売しておりましたが、バリエーションとして、新たに日焼けした肌にも映えるベージュが登場。
今ではJohn Lobbのディレクターも兼任する、パウラ・ジェルバーゼが手がける1205(イチニィゼロゴ、もしくはトゥエルブオーファイヴ)のコレクションです。
ややドロップ気味の肩にたくましい腕、特徴的なフロントのプリーツと背中を膨らませるタック。
そこまで忠実でなくてもいいのにと思えるほど、デザインソースになった名品の雰囲気が再現されています。
彼女の好みであるミニマルな表現とは対極のように見えて、上質なコットンリネン地と普通につけられたボタンなどで、カジュアルにコーディネイトしてもクリーンな表情をたもてる1205らしい雰囲気をもっているところが、また魅力です。
日中、夏を感じさせる日差しとは一転、まだ朝夕寒かったり梅雨寒がやってきたりと、まだまだ不安定な気温。
こんな季節だからこそ一枚備えておきたいと思わせるジャケット、それが507XXです。
ご来店を お待ちしております。
モリヤマ
●1205 BEIGE 2FLAP BLOUSON :¥79,920(税込み)