True Black SUIT
ハーフ毛芯のモデルを用いたギャバジンのブラックスーツ...Districtの定番モデルで礼服に使うお客様も多いモデルです。
昨年の長男の就職活動の折にブラックスーツを着た新社会人候補が沢山いらっしゃることを耳にしましたが、"黒い靴と黒いスーツはお悔やみのときくらいしか着ないから一つあれば充分"と教えられたわたしの世代には黒いスーツをカッコよく着られるいい時代になったもんだと嬉しくも感じます。
同時に黒いスーツを何も考えずに当たり前のように着るのも抵抗を感じます。
できれば礼服のようにではなく肩の力を抜いてカッコよく着たいです。
黒いスーツでとても印象に残っているのは映画"冒険者たち"の冒頭でBMWにまたがるアラン・ドロンの姿...正確には黒のブレザーにライトグレーのパンツというセパレートでしたが、黒を選ぶあたりがフランス人がもつ"シック"という概念を体現していました。
...ということになるとDistrictのノーパッドで毛芯も肩から胸にかけてしか入っていない極軽量のブラックスーツはかなり魅力的。
染色の工程でカーボンを加え青く光ったり緑っぽく光ったりしない本当に"黒色"というこだわりのあるスーツです。
礼服としての側面も加味して年間いつ着ても不都合ないように背抜きで作っているあたりも1着持っておいて損は無いスーツでしょう。
実は長いことサイズ欠けしていたのですが、この度追加生産して入荷しました。
この機会にいかがでしょう?