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ジョージ・コート

posted by ジョージ


「その昔、60年代に英国のテニス界をその類稀な身体能力と
華麗なテクニックで世界を圧巻した"ジョージ・コート"。

私もまだ幼い頃、出始めのカラーテレビに映るその姿から
目を離すことが出来ず、今でも目に焼きついています。


なかでも印象的だったのは引き締まった上半身から
ギュッとくびれたウエスト周りでその後姿はとても男らしく
幼い僕を魅了したのでした・・・」




9月6日(金)
この度、kolorで別注をした"ジョージ・コート"が入荷いたします。
過去、デザイナーの阿部さんが"ノッた"時にのみ作られる
別注の"CLAM"というラインがありました。

※画像は過去に購入したもの

数年前、そのラインで阿部さんが見つけたデッドストックのツイード生地を使って
今回と同型のややAライン調のコートを作って頂きました。
ディレクタークリノと僕はこのコートの愛用者で流れの早いこの世界でも
飽きる事無く毎冬に必ず袖を通す、まさにタイムレスなコートです。

今回は、ざくっとしたコットンツイルの素材を使った2色とツイード素材の2色。
中でもブリティッシュウールが入ったライトウェートツイードの素材は
見た目に比べてとても柔らく、軽いです。

このコートの良さのひとつは、中にスーツが着れるということ。
一見、普通に聞こえるかも知れませんが昨今のコートは、タイトフィット過ぎて
中にセーターぐらいしか着れない物が多く、スーツにコートという当たり前の格好が
意外と出来ないのです。

しかし、このコートはややAライン調になっている為(また素材が軽い為)
容易にスーツの上に着ることが出来ます。
現在、お陰様でDistrictのオリジナルのスーツが飛ぶように売れていますが
今回の少々"キザ"なスーツにもバッチリ合うと思います。


最後に僕が最も気に入っている所が、
冒頭の"ジョージコート"の最も印象的なギュッと絞られた後姿です。
包み込む男らしさを感じます。
*それ以外の文章に意味はありません!


*今回のコートには、阿部さんのちょっとした"キザ"感がディテールに
入っています。探してみてください。


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