ピレネー、雨のち晴れ。
忘れたころにやってくるWEB担当のタニです。旅立ちとともにあらわれるこのブログ、少し時間がたってしまいましたが、今年は地味に行ったことがなかった南仏と、昨年に引き続きまたまたバスクへ。まさかの3年連続スペイン...今年はスペインバスクに加え、フランス側にも訪問してみましたよ。
出かけたのは9月中旬。前回訪れたときは冬のパリだったので、これが南仏ニースか...眩しい...!
とは言えニースにはあまりおらず、どこへ行ったのかと言うと、イタリアとの国境沿いにある街マントンと、途中のカップダイユという街です。マントンはともかく、カップダイユで降りる人なんてほぼ皆無...。何をしに?と言うと、エビを食べにきたのです。そのためだけに、フランス語で「手長エビ」と言う単語を覚えるタニ。今回はズバリ、「食」の旅なのです!
エビ前に岩場ビーチ?を散策。気持ち良い...けど、あ、あつい......。
そして念願のエビ。前のめりすぎて写真が斜めに...おいしい!
お次は国境にある街、マントン。ここまで来ると、建物もほとんどイタリア的な黄色・オレンジが広がります。ここのビーチは「泳ぎたい!」と思うビーチだったなぁ...まるっこい石のビーチに大変そそられます。そして、湾の向こう側はもうイタリア。国境だったり、文化が混ざり合ってるところが好きなんです。
アップダウン激しい旧市街。ちなみに今のところ旅で一番アップダウンが激しかった土地はポルトガル、特にコインブラです。ポルトガル街歩きをお考えの方は、靴が一足駄目になる覚悟でどうぞ。笑
プロバンス地方にも足を伸ばし、電車でマルセイユを越え、古代都市アルルへ。
遅延にやられ移動に5時間(!)くらい掛かりましたが、それもまたフレンチスタイルで...^^;。アルルはこじんまりした街ながら、大陸らしい幅の広い川、フランスでは珍しい円形闘技場なんかもありました。大きな川があるからか、早朝のもやがかった街も印象的。
ここは食と言うより、ライブを見に来ました。ローマ時代の遺跡でSigur Rosのライブ。
く~~~っ!星空、く~~~っ!
さて、フレンチバスクの街、バイヨンヌへ移動です。着いて早々、フランス側のほうがバスクカラーを前面に押し出してアイテムをつくっていた事実が発覚(笑)。スペインがんばれ。
大西洋側にくると一気に気温が下がり、初秋の雰囲気。そしてまた食べる...と。フランスにきたからには外せないショコラ。紅茶とフランボワーズをいただき...鼻血が出るかと思うくらい濃厚でした。
バイヨンヌからスペイン側へはバスで。スペイン人な運転手さんにオラー、と挨拶して、2時間ほど若干酔いながら揺られれば、サン・セバスティアンです!食べるぞー!
気に入ってるバルを練り歩きつつ、行ったことなかったところにも突撃。またもやエビを...。生ハムやイワシのマリネ、青唐辛子のピクルスは外せません!スペイン・ポルトガルは本当にご飯がおいしい。
サン・セバスティアンはもちろんバル&レストランが非常に多いのですが、服屋、特に子供服のお店が本当に多い!面白いところでは、寝具屋さんも多いです。日本式の布団ブームが来ていたのか、「FUTON」とディスプレイしているお店も(残念ながら写真がありません...)。駐車場や公衆トイレはほぼ見かけませんが、実はすべて街の地下にあります。去年気付かなかった...。
ちなみに今回サッカーは1日違いで観戦すらできず、ソシエダファン・タニ、肩を落とす。観戦時勝てない記録更新以前の問題だったのでした...。折角なので、かっこいい今季のシャツを泣きながら購入。未来のフットボーラーな少年たちを横目に、1部残留を願うのです。
...と、本当に食べてばかりな旅でしたが、帰国したらフランスからこんなものが届いていたり、来週はこちらのオーダー会があったりと、まだまだ食べれてしまいます...な秋なのでした。とりあえず自分はこれを組み立てるところから...。
みなさんもこれからの秋冬を、どうぞご堪能ください!