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District Report | District 通信

calm clean and catchy

寒さが来るやいなや、店頭では春夏シーズンが始まります。来る新しい季節に向けて、DistrictのテーマをプロフェッサーSが解説します。

みなさんこんにちは。“S”です。
ここ数年とてもスロースタートな冬が今年もやって来て本格的に寒くなってきました。毎年寒さが本格化してくると春夏のお話をする時期がやってきます。自分でもこの時期に選ぶものも毎年すこしずつ変化しています。今年は防寒アウターのインナーはシーズンレスなアイテムが登場しがちです。
それでは2020年春夏のお話をしていきましょう。

2020年春夏のDistrictのテーマは“calm clean and catchy”。
いつものように栗野教授のお話です。

***

calm clean and catchy
Creative direction 2020 S&S for District.

TraditionalなものとAlternativeなもの……
それは単に対向的であったり反対のものであったりするわけではありません。
‘伝統的なもの’のもつ良さ、を継続させるためにも
‘外れたもの’や‘外れた視点’を持つことは重要なのです。

ユナイテッドアローズは創業以来‘トラッドマインド’な商品や考え方を重要視してきました。それはディストリクトも同様です。時代や流行を超えて愛され続けるトラディショナルなお店や商品であり続けること、それが私たちの目標であり、夢です。

しかし、時に‘トラッドであること’を意識しすぎるあまり、狭い枠から飛びさせず、硬直化した発想になってしまうことも危惧されます。硬直化から楽しい服は生まれません。

世界的に価値観が揺らいでいる今のような時代こそ、しっかりとしたブレ無い視点/姿勢が必要なのですが、とはいえ旧態依然たる発想は似たような生き方や企画しか生み出せないでしょう。

2020年、ディストリクトは設立20周年を迎えます。この20年間を支えたものは間違いなく創業以来保ち続けたポリシーであり、ブランド・フィロソフィーとしての‘クリエイティヴィティー&クラフツマンシップ’です。そしてこれからの20年、30年、50年を支えるものも変わらぬブランド・フィロソフィーでしょう。

しかし、その軸をブラさないために、確固たる未来のためにも、自分達を外側から見る必要があり、今までの枠から外れてみる必要があります。

2020年のディストリクトはこれからの20年のためにAlternativeな発想を強めてみたいと思います。Alternativeな視点こそが真にTraditionalな軸を鍛えるのです。

まず2020年、春・夏のディストリクトでは今まで以上の軽さ、キャッチーさ、心地良さ、を追及してみようと思います。
ストレスに溢れた生活、混乱を極める世界状況の中で、自分らしさを保つもの……それは穏やかさです。
そして穏やかでありながらヴィヴィッドに生きること、ある意味でのキャッチーさを意識すること、それが2020年、春・夏のディストリクトが目指すものです。

ディストリクトはcalm clean and catchyな感覚や手触りに着目し、さらにリラックスして、さらに気楽に楽しく服を着ることによって素敵に自分を解放していく方向を目指します。

(写真左)
・ジャケット(District):¥39,000 + tax

(写真右)
・ジャケット(District):¥38,000 + tax
・パンツ(District):¥19,000 + tax

(写真左)
・ジャケット(District):¥48,000 + tax
・パンツ(District):¥25,000 + tax

(写真右)
・ジャケット(District):¥42,000 + tax
・パンツ(District):¥22,000 + tax

(写真左)
・ジャケット(District):¥52,000 + tax
・パンツ(District):¥25,000 + tax

(写真右)
・シャツ(District):¥18,000 + tax

(写真左)
・シャツ(District):¥18,000 + tax

(写真右)
・ニットベスト(tsuki.s):¥29,000 + tax
・シャツ(District):¥20,000 + tax

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calm clean and catchy を語る前に Alternative :オルタナティブ について触れます。
Alternative は“主流”に対する“それ以外のもの”。ある時点でAlternative なものも それが主流になると別のAlternative が現れる。これはファッションの分野では何度も繰り返されています。新しいものが生まれる度に必ず通過する段階ですね。Districtも2000年前夜のUnited Arrows のAlternative として産まれました。
2020年のTraditionalな姿を模索するのにAlternativeな視点で見直してみましょう。ということです。

たとえば、ここ2年から3年でサイズ感、シルエットに大きな変化が起こりました。タイトフィット~レギュラーフィット~ルーズフィット~オーバーサイズ 。これを往き来しながら今は、オーバーサイズのピークを越えて様々なルーズフィットと共存している状態でしょうか。ただ、以前と違うのはひとつのサイズ感でなければいけないというのではなく、それぞれのサイズ感が共存していい時代であることです。これはテイストについても言えます。
ひとりのワードローブの中に、ヴィンテージもあればトラッドもありアメカジもモードもあって気分によって使い分けている。同じようにサイズとシルエットも。それが今なのではないでしょうか。
だからといってやみくもに点数を多く持つわけでなく、ひとりひとりの用途(場面)や心地よくいるために必要なものをとても思慮深く考えて選んでいます。
そこで選ぶ基準として、2020年春夏はcalm(穏やか・リラックス) clean(シンプル) and catchy(ワクワクする楽しさ)をDistrictは提案します。

2019年秋冬から少しずつ見直し始めたボディスペックを全般的に導入し、全体的にリラックスしたサイズ感になっています。
また、シーズンレスにコンフォートな着心地、軽やかさを求めて複合素材を積極的に導入しています。軽い素材には軽やかな見え方と着心地を意識したディティールとつくり。
新しいジャケットも用意しました。ジャケットを長く着込んで来るとより軽いコンストラクションに行き着きますが、ジャケットに接する機会が少ない方にとってはジャケットらしさも安心感(リラックス)に繋がると思います。肩パットはないまま裄綿を取り付けて軽さはそのままに肩にジャケットらしさを残しています。
このモデルは通常のジャケットよりウエストサイズをもうひとまわりゆるくしてよりリラックス感をもたせました。
そうすることによって腰回りがゆったりしたボトムとの相性もよくなっています。

(写真左)
・ジャケット(District):¥44,000 + tax
・シャツ(District):¥18,000 + tax

(写真右)
・シャツ(District):¥18,000 + tax

(写真左)
・ジャケット(District):¥18,000 + tax
・パンツ(District):¥19,000 + tax
・シャツ(District):¥18,000 + tax

(写真右)
・カットソー(tsuki.s):¥17,000 + tax
・パンツ(District):¥18,000 + tax

(写真左)
・ジャケット(District):¥44,000 + tax
・カットソー(tsuki.s):¥17,000 + tax
・パンツ(District):¥21,000 + tax

(写真左)
・ジャケット(District):¥48,000 + tax
・パンツ(District):¥28,000 + tax

(写真右)
・シャツ(District):¥38,000 + tax
・パンツ(District):¥25,000 + tax

また、ジャケット以外でセットアップになるアイテムを増やして着こなしの幅が広くなっています。シャツも重要なアイテムととらえており、バンドカラーも軽く羽織っている感覚にブラッシュアップ。オープンカラーもそのボディスペックにリニューアル。ボトムの新型としては2インプリーツのゆったりしたシルエットと卵型と呼んでいる丸みのあるシルエットを用意。ブレザーやジャケットを新しいシルエットで着こなせます。

そしてDistrictも20周年を迎えるにあたり、春夏シーズンでは
①kolor x New Era x District のCAP
②Kitty45周年柄(2018年で45周年)を用いたジャケット
を久しぶりにご用意しています。

2020年に20年を迎えるDistrict
さらにリラックスして、さらに気楽に楽しく服を着ることによって素敵に自分を解放していくお手伝いをさせていただきます。
                                                       “S”