kolor 2018 SPRING & SUMMER
COMME des GARÇONS HOMME PLUSに続いて今週1/12(金)よりkolorの春夏シーズンが立ち上がります。
第一弾入荷のアイテムを中心におってディレクター・クリノによる【District通信】でもその背景などを木曜日更新予定ですので、是非あわせてお楽しみ下さい。
さて、実際のお品物を見ていくとランウェイショーをやめて始めてのシーズンってことなのか原点回帰?トラディショナルなモチーフが目に付きます。
そして着易そうなアイテムばかり。
MA-1も思わせるスカジャン風ブルゾンにはデコラティブなエンブレムが目を惹きます。阿部さんらしいダル・カラーの配色にオレンジが効いています。
エンブレムにチルデンニット(巨大エンブレム^^)、そしてレジメンタルタイ...
と思ったら芯地が全く無いスカーフ的なしたて。ルックブックでは無造作に首に直接巻かれていました。
皆さん、毎回期待しているクリノ・ジャケットは懐かしのマルチボーダー...そして使いやすい配色。
あえて柄あわせをせずにイレギュラー感があるのがkolorならでは。
やはりトラディショナルな印象のコーチジャケットの背中にCOACHとプリントするジワジワくるおかしさ^^
ラグランスリーブのなで肩バランス、フード内臓していないのに襟に通ったドローコードなどジワジワポイントが沢山です。
同様にスナップボタン仕様のパンツは汗ばむ季節も想定してメッシュの裏地つき。以前にもありましたが裾に小さな小さなジップポケットつきです。
ルックでも目を惹いたシアサッカーのセットアップ(組下半ズボン)。一見アバンギャルドな印象ですが差し込まれたトロピカルなプリントやナチュラルなベージュ、ケミカルなオレンジのお陰でコーディネート出来る幅は広がります。
やはりトラッドアイテムであるマドラスチェックも(マドラス生地ではありません)プルオーバーシャツもボタンダウンではなく内側に織り込まれた襟だったり切り替えバイカラーだったりとkolorアレンジが光るアイテム。洗いこんで柔らかくなったころが良い顔になりそうです。
おなじくチェックシリーズではやはりバイカラー切替になったマドラスチェック...ただしどちらも阿部さんらしいダル・カラー配色なのでコーディネートの妨げになる事はありません。むしろ右側、左側と印象の違いを楽しめます^^
昨年のSSにも生地違いであった半袖シャツ。一見普通ですが比翼ジップになっていてちょっとアウター的存在。厚くなってこれ1枚で過ごす時期になると俄然その存在感をありがたく感じるアイテムで昨年ナガクラもよく着ていました。
ヘビーなチノパンツはミリタリーを思わせるディテール。グルカパンツ同様ベルトレスでサイドアジャスターで固定します。無骨なフロントの顔もあいまって子ディネートの主役になれるパンツです。
最後にわたしも大好きなNewブサイク系のパンツ。今回は裾はダブル仕上げ。
なによりこの茶色(こげ茶)を見ていて以前に阿部さんと映画の衣装の話になった事を思い出しました。
なんでも"ダーティ・ハリー"(1971)のイーストウッドの衣装がカッコイイという話題。終盤のクライマックスにハリー・キャラハンが着ているスリーピースを思い出させるこげ茶でして。夏の強い日差しにこのこげ茶、カッコよく映るんですよね^^
あぁ阿部さんらしいなとか、トラッド少年だった頃にこんなのあったなとか...いろんな意味で懐かしく新しい2018年春夏のkolor、是非お試し下さい。
※まだ未入荷のアイテムもあり引き続きお楽しみに!
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