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《クリノがCarusoを買う10の理由》

posted by クリノ

ディストリクト・ブログをお読み頂いている皆様、何時もご贔屓頂き有難うございます。このブログにおいて僕は書き手とあると同時に読者でもあります。休日や海外出張時にもディストリクト・ブログを読んでスタッフの現況や店頭の品揃えを把握しています。'把握'と言うとエラそうですが、ようするに'エアー(air)お買い物'をしている訳です。そして'エアー...'がエアーではなくなるとき...僕は現実にお買い物をしています。

クリノが最もお買い物をする場所の1位は間違いなくディストリクト。2位が原宿店(unitedarrowsone),そして六本木店や新宿店、そしてビューティー&ユースやグリーン・レーベルのお店がそれに続きます。

日本以外だとロンドン(やNY)のDover Street Market,

パリやアントワープのドリス・ヴァン・ノッテン、そして時々パリのコム デ ギャルソンとエルメス...。

最近、そこにミラノが加わりました。それがCaruso(カルーゾ)の旗艦店です。というか気がついたらCarusoの服達が僕のクローゼットの中で増殖中です。

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Carusoとは?

カルーゾはイタリアのパルマ近郊の町ソラーニャで1958年に創業されたクロージングのブランドですがカルーゾというブランドを名乗り始めたのは近年です。

そもそもはナポリ出身の腕利きテーラー、ラファエレ・カルーゾが始めたファクトリーであり、その技術力が高く評価され、主に他ブランドの生産を請け負って成長してきました。そのファクトリーを現社長のウンベルト・アンゴリーニ氏が買い取ってリ・ブランディングすることとなり創始者の名を冠したCarusoと命名したのですが、そこには創始者へのリスペクトが感じられます。

ウンベルト氏はイタリアン・テーラリングの最高峰と呼ばれるBを成功させたことで知られる実業家ですが、同時に趣味人でもあり、食やウィスキーに関する多数の著作もある異色のインテリ実業家。

ウンベルト氏が同ファクトリー(Fabbrica Sartoriale:直訳すると《縫製工場》ド直球な社名でしたね)を買収した背景は、技術力が高い割に他社ブランドの生産を主として成長してきた為、とてもリーゾナブルなコスト構造&方針であったためだそうです。

ウンベルト氏が以前に成功させたBとは真逆の発想です。

結果としてカルーゾは数百名の熟練職人が縫製を手がける、手作りと機械化のバランスがとれた優秀ファクトリーとしての背景をもった現代的なイタリアン・テーラリング・ブランドとなったのです。

そんな背景は殆ど知らないクリノでしたが、何よりもその着易さとコスト・パフォーマンスの良さに惹かれてユナイテッドアローズ各店でカルーゾを買い始めたのです。そして勢いあまってミラノの旗艦店でもお買い物...というよりはミラノ店の内装のセンスの良さに魅了されたのかも知れません。1985年に初めてミラノを訪れてから30年以上通い続けていますが、その間に数々の栄華盛衰を目撃してきました。消えてしまった素敵なお店も数々ありました。現在のミラノでイカしたお店だな、と思うのはASPESI、そしてCaruso位です...。

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この表情、この着心地でこの価格!カルーゾを手に取るとき、いつも感じることです。

結果、タキシード、ダブルのスーツ、ダブルのジャケット、シア・サッカーのスーツ、リネンのジャケット、モヘア・ウールのジャケットやスーツ、ゴビ・ゴールド(ウンベルト氏肝入りの優れ素材)のスーツetc...

そんなに良いならディストリクトのお客様にも御紹介しましょう!ということで今秋から少しずつCaruso製品が店頭に並びます。まずはコートから。

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Price 158,000JPY+TAX

ここでおさらいです。

1. 驚くほど軽い着心地(勿論、素材選びにもよります)

2. '安い'と感じるほどの納得価格

3. 品の良い表情

4. いわゆる'クラシコ・イタリア'では無い

5. アクの強さが無い

6. モダン過ぎない

7. メジャーでは無い

8. ウンベルト氏の知性が香る

9. 旗艦店のデザインが良い

10.The Good Italianというキャンペーン・ムーヴィー

以上が皆様にCarusoをお奨めする10の理由です。

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素敵な季節をお過ごし下さい!

2017年、10月。クリノ・ヒロフミ

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