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ものづくりをするときに考えること

posted by Professor"S"
こんにちは"S"です。

本日は、ものづくりをする際にこんな事を考えているという例を。

題材はこちら。

shinoda%202014121001.jpg

このベストですね。

これは、普通に考えるとこういうあわせを想定しますよね?

今回これを作る際に考えたのは

shinoda 2014121002.JPG

こう着ることでした。

なぜかというと、ジャケットや、パーカー、肉厚ニットの上にダウンベストはよくしますよね?

ダウンベストも進化して薄手のものも出て私も愛用しています。

が、

ジャケットの上に着れても、中に着るときに、

アウトドアパーカーはOKでもジャケットでは膨らんでうまく収まりません。

そこで、これがさらに薄く、中にも、外にも着れるベストは出来ないか、常日頃考えていた訳です。

中綿も進化し、保温力にあるものも各種でてきて今回は

キルトステッチを細かめにして厚さを押さえ裏側にし、表側にステッチが出ないようにしました。

表にステッチを出すとアウトドア感が表現されますが

今回はすっきりさせる方向で表にステッチを出さない仕様にすることで本体の厚みを押さえました。

そこでアームホールを広めにしてDistrictのサージブレザー、TUXブレザーのような芯なしジャケット

に対応するようにしました。

ここまでくれば、中に着ても外に来ても大丈夫なサイズを選ぶことで

インナーにしてもアウターにしても対応できそうなベストとして着用できます。

私も実際、11月の札幌出張では

IMG_1288.JPG

こんな感じでした。

さすがにもう、ジャケット+このベストでは寒くなりましたが、

ホテルや新幹線、機内ではニットやフリースにプラスして保温したり

最近の夕方から冷え込む時にインナーにプラスしたりと

非常に重宝していて、私のバッグには常にこれが入っています。


長くなりますが、もうひとつ豆知識で

皆さん、アウターを着る際に

shinoda 2014121004.JPG

このように、ジャケットの釦を止めたままコートも着ていることと思いますが

shinoda 14121005.JPG


このように、フロント釦をはずして、打ち合わせを深くしてアウターの前を止めると

中でジャケットがもたついて着心地が悪くなる事がありません。

トレンチのようにベルトがあったり、細身アウターを着る際のちょっとした工夫です。

ぜひ試してみてください。

このベストはこのようにフロント釦をはずして打ち合わせを深くした状態で着れるサイズを選ぶと

インナー、アウター、どちらも対応しやすいサイズをお選び頂けると思います。

今期は、まだちょい足しでより暖かくなるアイテムとして利用できますが

秋口から春までかなり長く御利用いただけますのでぜひお試しになってみてください。

※今期のステンカラーコートのライナーはこれと同じキルティングをボディから袖まで
 使用していますのでこちらもお勧めです。

これからさらに寒くなりますが、少しのチャレンジや着方の工夫で楽しんで頂けたらと思います。



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