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領事らしい靴

posted by クリノ
外交官、領事...これって何のことだかおわかりになりますか?
英語でDiplomat、Consulと書けば'ああ、なるほど'とご納得いただける方は多いかもしれません。
そうです、チャーチ(Church's)の名品と呼ばれる定番シューズたちのネームです。
ものの'名づけ'というのはとても重要で、それこそ'名は体をあらわす'ことの具体例である、と思うのです。
特に日本に生まれ、日本で名づけられたひとは皆'あなたの名前には意味がある'と父親、母親、或は祖父母たちから言い聞かされて育っていらしたのではないでしょうか?
'こういう子に育ってほしい'という親の愛情が、全ての日本人の名づけの背景にはあります。ところで、以前も書いたかもしれませんが、それは我々には当然のことでも、海外の方には意外だったり、羨ましかったりする事象なのです。
特にキリスト教国においては殆どの名前が'聖人'に由来したもの、という決め事があり、名前の種類は限られます。
更にそれがカソリック系の国であったなら、決定的と言って良いでしょう。
イタリアではパオロ、ルカ、マルコといった名前の男性が数多く、女性ではマリアやフランチェスカ、マルガレータという名前が多いのですが、全て聖人の名前に由来します。
イタリア人と話していて'Hirofumiという僕の名前は『広く学べ』という親の思いから付けられた名前です'と説明すると、感心されると同時に羨ましがられたりします。
'日本人とネイティヴ・アメリカンだけがそういう風に名付けられる'と。
実際に世界中の名付け方について調査したわけではありませんが、この説はあながち間違ってはいないと思います。僕の知っている例外はベルギー人で、だからラフとかウィムとかディルクという名前は他の欧州の国では(オランダを除いて)みられないものです。

さて'こういう子に育ってほしい'という親の気持ち(愛情)はかなり素直に子に反映するみたいで、僕の知る限り殆どの日本人は'名前の通りのひととなり'だと思います。
プロダクツや商品におけるネーミングも同様ではないでしょうか?
チャーチ社において'領事'や'外交官'と名付けられたクラシック靴たちは、その名の通り品格があり、重厚で、知的なツラ構えに見えるのは僕だけではないでしょう。

今、秋・冬からユナイテッドアローズ各店、そしてディストリクトで幅広く扱い始めたチャーチの靴たちはそのネーミングに恥じない名品ぞろいです。
今回ご紹介するConsul(領事)はキャップトウ、最も正式な場でご着用いただける靴です。冠婚葬祭、モーニング・スタイルにも完璧です。末永くご愛用下さい。

栗野 宏文

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