今週のプレップなクリノ[顔なし編]
皆さんは'出かけるときは忘れずに!'と確認するものがありますか?
これ自体は某クレジットカード会社のCMで有名になったフレーズですが、実際、皆さんそれぞれに'忘れてはイカンもの'があると思います。
僕の場合は'ハンカチ'です。
1950年代に生まれ、50年代、60年代をコドモとして過ごした僕の世代にとって(&それ以前と、後の世代も少々?)'出かけるときはハンカチとチリガミは忘れないように'と毎日のように親から言われ、また学校では毎日のように'持ち物チェック'があって、ハンカチとチリガミ(ヴィンテージな表現ですね)を持っているかどうか、そしてツメがきれいかどうか?の検査があったように記憶しています。
ハンカチとチリガミはわかりますが、今考えてみると何でツメだったのでしょう?おそらく手を洗って清潔にしているかどうか...が重要だったのでしょうね。まだ、敗戦国ニッポンの名残がある時代です(!)。少年・少女たちが清潔にくらしているかどうか、危険な病原菌に汚染されていないかどうか、国がケアしてあげないと各家庭での管理がまだまだおぼつかない時代だったのかも知れません。残念ながら、今はもっと危険で手強い'汚染'に気をつけなければならない時代です...考えてみれば'あの時代'はまだまだ平和でした。
さて、そんな少年時代を過ごしたクリノにとって'ハンカチを忘れて家を出る'ことはあってはならない事態です。滅多に忘れませんが、万が一忘れるようなことがあった時は不安で、落ち着かないので、可能であればユナイテッドアローズやビューティー&ユース、グリーン・レーベル・リラクシング等で、その時間やチャンスがない場合はキオスクやコンビニエンスストアで'とりあえずのハンカチ'を買います。
ハンカチがズボンの右ポケットに入っていないと不安なのです。で、それを使用した後、可能であれば乾かしてから、またポケットに入れます。ン?何故乾かしてからかって?
それは'湿ったハンカチをポケットに入れておくのが気持ち悪いから'なのです。
オイオイ、クリノ何イッテルンダ?そうですよね。心配で買ってしまうほどハンカチを気にしていて、でもそれは使うためであるはずなのに、使って湿ったらイヤって...
そんな訳でオフィス等で僕はカバンに掛けたり、或いは本格的にハンガーに掛けたりして(洋服屋さんなのでそーゆー道具は豊富にあります)、とにかく一旦乾かし、乾いたらポケットに入れます。
時間がなくて乾かなかったら?そーゆー場合はリュックや、そういったカバン的なものに入れて、なるべく'身から離す'ようにします。オカシナな話ですね^^
さて、そんな僕が毎シーズン必ず買うハンカチがディストリクトのオリジナルであるリバティー・プリントのハンカチなのです。

それは単に僕がリバティー・プリント好き、だからではなく、実際に丈夫で便利だからです。かつ'モテアイテム'でもあるのです。
僕の使うハンカチの9割を占めているリバティーのハンカチですが、それを使っていると必ず'素敵なハンカチですね!'とか'クリノはいつも洒落たハンカチを使っているね!'と言われます。特に海外の人に。
僕がメガネが汚れているのが好きではないので、しょっちゅうメガネの汚れを拭いていて、それが殆ど'Liberty Print'のハンカチだから、そーゆー良い印象を与えているようです(ヘヘヘ)。そんなものなかなか売っていないですから。
ちなみに海外の人はハンカチを持たないようです。ついでにお財布や名刺入れは絶対に、と言って良いほど持っていません(この話はいずれ詳しく)。


さて、あまりにリバティーのハンカチを愛し過ぎた僕は酷使し、酷使し、何枚かは破けてしまっています。それでも使いますね。
さて、この'ハンカチ編'が何故プレップなクリノなのか、と言えば、プレッピーとは躾や良識、或いは清潔でいることを無視したり、馬鹿にしない態度のことだから...ではないでしょうか?
他のアイテム同様、この'ディストリクト・オリジナルのリバティーのハンカチ'も僕の心からのおすすめです!
Have a Nice Day !
クリノヒロフミ