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名前と名付けについて:Ji.

posted by クリノ

 

何年も前にイタリアの友人から

'名前に意味を持っているのは日本人とネイティヴ・アメリカンって知ってた?

格好良くて羨ましいね!'と指摘され、面白いことだな、と思いました。

イタリアやフランス、スペインのようなキリスト教主体の国では、

ほとんどの場合、個人の名前はキリスト教の聖人の名前にちなんでつけられてきました。

マルコは聖マルコ、グレゴリオは聖グレゴリオ、

マリアは聖母マリアにちなんで...のように、です。

 

一方、我々日本人は'広く学ぶように『宏文』'とか'

優しく美しい女性に育つように『優美』'とか、

意味や思いをこめて名づけられるわけです。

 

ネイティヴ・アメリカンのほうは'熊を倒す男'とか'空高く飛ぶ鷲'とかですね。

確かに格好イイ!

 

聖人の名前から、という基本ルールがあると、世の中に同じ名前が大勢いて、

ちょっと面白くない...。と友人は言っていました。

ちなみに彼の名前はマルコです。

言語学・意味論的に言うと'名前がつけられる以前は

そのもの自体が存在していない'と極論することもできるそうです。

あのアレ、や、そのコレ、ではなく'鉛筆削り'とか'

パーソナル・コンピューター'という名前が付いた以降は、

そのもの自体に対する認識が変わる(或いは増す、深くなる)というわけですね。

 

ファッション・アイテムにしても'あの中途半端な丈のパンツ'と言っているうちは、

たいして興味や愛情が湧かず、それが'クロップド・パンツ'という名前を持ち始めた途端

より身近で興味の沸く対象となっていく、ということなのです。

 

 

名前や名づけというのは本当に面白い。

日本語という言語の中で、漢字やひらがなという象形文字の発展系、

それがカタカナになったものもあり、

一方、話し言葉のジャンルでは日常会話的にも

様々な敬語や丁寧語のヴァリエーションを持っている。

これは我々の'文化'だと思います。

 

 

さて、改名とか、襲名というのも面白い現象です。

これは日本やアジア固有のカルチャーではありませんが、

名前を変えることによって'別の人格となる'ことや'個人の能力や

ヒエラルキーの変化や上昇がある(歌舞伎の役者さんのような例)'というのは

研究の余地がある事例ではないでしょうか?

 

 

 

さて、私たちの身近にも'改名'が登場しました。

今までJipijapa:ヒピハパとして活動してきた、皆様おなじみのブランドが、

今年の春から'Ji.:ジェイアイドット'と名前を変えたのです。

 

新しいロゴはとてもシンプルでみやすいものになっています。

Jipijapa時代'これってどう読むの?'という声が、特に海外からありました。

例えばイタリアではJは存在しないに近い文字で'イ・ルンゴ'つまり'長いI(アイ)'という、

随分影の薄い名称になっていて、Jで始まる音はヤ行の'ヤ・ユ・ヨ'になります。

Junoがユノ、Jupiterはユピテルとなるように。

一方、スペイン語でJはハ行です。

つまりJuanはフアン、Joseはホセですね。

画家のミロはジョアン・ミロではなくホアン・ミロなのです。

 

と、いうわけで、新生Ji.(ジェイアイドット)は今まで以上に

パワー・アップしてまた我々を楽しませてくれること間違いありません。

例えば昨年人気となった2枚襟パーカはフード部分の素材を変えてみたので、

よりPOPになっています。

またクロップド・パンツもたくさんのヴァリエーションでディストリクトや7thクラブに登場します。

お楽しみに!

 

ところでJi.の意味ですが...

そう言えば聞き忘れていました!

調べておきますね^^

 

では今年もたくさんお洒落を楽しんでください!

 

クリノ(Study wider

 

 

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